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除夜舞

除夜舞*1というイベントのお知らせです、28年間、徳田ガンさんという方が行っているそうです。私はいつも大晦日かはあかねだったのですが。2005年12月31日(土)夜9時10分より 2006年1月1日(日) 深夜1:00頃まで料金 前売り、当日共 2500円於 キッド・アイ…

今年の5本(追記31日・テレビ放映、1日・音楽と他の事)

そういうわけで、ベスト企画という安直な事をやる事にしたのですが、本とマンガと映画と音楽では、どうもできそうもないのですね。要するに数が圧倒的に足らない上にすでに紹介してしまっている(驚くほどないのでよく考えて見ると単に記憶から抜けているだ…

クアトロガトス

web版クアトロガトスが更新されました、鹿島則一名の劇評もあるのでぜひご覧ください、さらに批評誌クアトロガトスは来週初めできます。今度こそ本当です。*1 ご購入をご希望の方は、冊数・住所・氏名・電話番号を明記の上、web版クアトロガトス(http://www.…

解体社上演でクアトロ販売します(追記30日)、前回の上演に関するメモ(追記12・1)さらに(追記12・3)。

えーと、12月2、3、4日に行われる、解体社の上演([夢]の体制)において「批評誌クアトロガトス」を販売します、上演についての詳しくは解体社のページを。 (追記・3日)一日目は結構(16冊)売れたようです、二日目以降は私も売り子をします。しかし、キーワー…

クアトロガトス(追記27日)

web版クアトロガトスが更新されました、鹿島則一名の劇評もあるのでぜひご覧ください、さらに批評誌クアトロガトスは来週初めできます。今度こそ本当です。*1 (追記27日)雑誌はすでに出来上がっています。ご購入をご希望の方は、冊数・住所・氏名・電話番…

どうも上演終わりました(追記・お知らせ・8日)

いろいろ宣伝してきましたが、とりあえず CUATORO GATOSの上演[rest / labor]とAsia meets Asiaは無事(でもなかったらしいけど)終わりました、来てくださった方々ありがとうございました。ただいま、頭が壊れているのできちんとしたことは書けません*1。と…

上演と批評・クアトロガトスとCUATORO GATOS・特別エントリー

エー、上演後、雑誌の方のクアトロの編集委員間で議論が起こっています、とりあえず上演内容ににかかわることでもあり、同時に雑誌の方向性に関することでもあります、上演の批評を行う場としても、web上の論考やまだでてないけど雑誌の文章なども含めて議論…

ノーベル賞(16、17日追記)

どうもハロルド・ピンターが受賞したようです*1。というわけで2年連続で劇作家の受賞です。一週間遅れた理由ですが。こういうことが起こっていました*2。ピンターは最近はむしろ辛らつで活動的な反戦運動家としておなじみです、しかし、かつては自分の(戯曲…

べろべろばー(にゃんこさんよりUさんへ、以下私が・ウィルジニー・ルコラン「忘れられた壁」)(16日追記)

ウィルジニー・ルコラン「忘れられた壁」を素材にして 宣伝しまくっていたのに、実は上演自体のことはなに一つ知らずに見にいった、ウィルジニー・ルコランの上演についてようやく書きます*1。その理由は(私の知り合いでは)東京から見に行った人がほとんどお…

web版批評誌クアトロガトス

web版批評誌クアトロガトスですが、文章がかなりアップされ最低限の内容ができました。私の文章もあるので読んでください(鹿島則一の去年の劇評がないなぜ?)。編集委員が一人書いてないけど。 http://www.cuatro-gatos.com/critique/

ルコラン(追記15、17日)

偽万博バッチを、13日、14日とルコラン*1の上演で配布しました。15日は私の担当なのでひとつよろしくお願いします。 バッチ計画は迷走を重ねて私は何もできなかったけど、ルコランの上演はよかった、東京からの客(というより見る義務のある人w)を増やすべ…

「では、私の隣人とは誰ですか」(追記7日)

このような論争*1・*2があったとここ*3で見つけました。きちんと書く暇がないけど思ったことをいくつか。「身内の範囲が違うのですね」という言葉の意味がまるで理解されていない(違っている)こと、医者同士の議論だけに恐ろしい。よきサマリア人の譬話(ル…

?カノコト

私はまだ見に行っていないのですが、カノコトというグループがカンバスで興味深い上演をしているようです。日曜の6時からもう一度上演があるそうです、見に行った方がある程度詳しく紹介しています。http://d.hatena.ne.jp/yanoz/20050903−−−−−この下はメー…

ヴィルジニー・ルコラン公演「忘れられた壁」

[アラブ世界伝統の官能的舞踊ベリーダンスを新しい東方(オリエント)のダンスと して再生する]伝統芸術が生きている芸術であるためには、絶え間なく再演し、再創作すべ である。博物館向きにならないように・・・ヴィルジニー・ルコラン アラビック・コン…

消去(23日)

http://www.phouse-web.com/ 最近見に行った展示です。検索して見てきた人の記事を調べるとわかりますが、ギャラリーの一室にある箱の中に作品の作者の方がノック以外の応答をせずに25日間ずっと入っていたのです、私は出てくるところを見たのですが、その時…

鹿島則一(8月1日追加)

ツーわけで、以下の書店で鹿島則一のフォルクスビューネ「終着駅アメリカ」劇評の載った「シアターアーツ」が売ってるそうです、読んでやってください。はまぞうともやっとリンクできるようになりました。なお、この宣伝の意味の分からない方は上記の名前を…

ベケット・イマネンス

とりあえず、吉増剛造さんによるオープニングレクチャー(7・14)のことを書きます、これは実はポエトリーリーディング、もしくはパフォーマンスなんですね。聞き終わってから、知り合いのYさんに吉増さんはいつもこんな感じでやっているんですかと聞いたら…

「アルトゥロ・ウイ」について

私がイヤホンガイドのことで怒ったのは、私なりの政治的思想的な問題への関心があります。上演のそのような側面は翻訳なしでは全く伝わらないと思います。ミュラーは独自の解釈(戦後のさまざまな学術的思想的成果を踏まえて)をブレヒトの戯曲に施しているだ…

ユリイカ『小劇場特集』

ちょっとしたやり取りを他の方のコメント欄でしています*1。とりあえず、関連するものとして、この本だけ紹介します。どっか文庫にでもしてー!現代演劇のフィールドワーク―芸術生産の文化社会学作者: 佐藤郁哉出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1999/…

追記

困ったなあ、先にしらべときゃよかった。うーん、あれは地下鉄だから、と言ったらますま(笑)。しかし、よく考えてるなーちょっと反省。面白いのでぜひ読んでくださいこの掲示板*1。台詞が第一だと押し通すには私の議論は足りませんな。 *1:http://www.kt.rim…

そういうことだったのね。

はい、また行ってきました、経緯は前の日記のコメント欄参照。さすが平日の昼間だけあってしゃれにならないほど人がいない。だがどう考えても、それだけの理由ではないというよりなぜこんな時間に設定?新国立劇場の考えていることはさっぱり分からない、責…

火の顔・シャウビューネ*1

いや評判悪いですねー、ネットの一部ですが。まあ、師匠も否定的だったよなビデオ上映のとき、でも師匠はストーリー観ないから。 で、私の意見は明快で、「ノラ」よりずっといいというものです。まず、戯曲自体が良く出来てますよね。観ていれば、クルト(弟…

さすが芸術の殿堂

ベルリナー・アンサンブルのブレヒト原作ミュラー演出の「アルトゥロ・ウイの興隆」*1を初日に見に行きました。いや、ビデオで一回見たけどさすがにいいですね、演劇素人にも面白くてユーモラスで、それでいて見事に作られたいい舞台でした、かなりいいシー…

「ノラ」+サラ・ケイン

本日は世田パブにシャウビーネの「ノラ」*1を観てきました。6月10日のエントリーでシャウビューネの劇作家マイエンブルグの「エルドラド」についてサラ・ケインと絡めて書きましたが、そのような見方をすると演出(芸術監督)のオスターマイヤーも実はかなり…

サラ・ケインって誰?

上で出てきたサラ・ケインについて説明。1971年に生まれて1999年に亡くなった劇作家、初期にはきわめて暴力的なイメージに満ちた戯曲を書いていたが、98年の『渇望』を境に通常の戯曲形式を離れて、アルファベットで現される4人の言葉で構成される特異な戯曲…

『エルドラド』

で翌日に見た『エルドラド』なんですが、寝坊して後半しか観てないくせに私は大変この戯曲を気に入っています。ざっとしたストーリーは、会社を首になった男がそれを妊娠している妻に感づかれないように小細工をしているうちに、どんどん追い詰められて自殺…

シアタートラムの「ドイツ語圏の現代戯曲」

あちこちで書いた、シアタートラムの「ドイツ語圏の現代戯曲」シリーズについて補足。これ自体は、ドイツ年がらみの演劇イベント*1の一部のようです。ここではやや補足。 土曜日のハントケの戯曲『私たちが互いを何も知らなかった時』は大変な優れものですね…