ビュヒナーが出る(けど…)!(11日追記)

 ここ*1を覘いてたら、「ビュヒナー全集」が復刊するという情報が。まあ、めちゃくちゃ高いんですが(-_-;)。(その代わり、あらゆる文章が載ってます、博士号取得論文「ニゴイの神経系統について」などw)、それにしても「ヴォイツェク」(私が読んだ最高の戯曲、近代の始まりの記念碑的作品)がまともに読めないのはひどすぎるわけで、なんで文庫で他の作品も集めて出さないんだ!。まあ、数年前見に行ったロバート・ウィルソンの上演は今思えばいまいちでした。結構挑戦する演出家は多いですが、まるで読まれないという状況ではなんか…。


http://www.tabiken.com/history/doc/P/P168R100.HTM
 ビュヒナーについて。

http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20060317/p3
 あ、ちゃんとこういう紹介がありました。

 『ヴォイツェク』はアルバン・ベルクが『ヴォツェック*2 *3という題でオペラにしています。こちらの方がずっと有名でしょう。でも、台本の収録された本は容赦なく絶版…。

 ついでに『ブレヒトの仕事』のシリーズも復刊するみたいです。この値段なら買っていいかも、一冊くらいは…。日本のブレヒトの一番まとまった詩集はとりあえずこれでしょうから(今出てるのもいいけど)、それぐらいは。なんせ20世紀最高の詩人だと思うし(ドイツご出来ない人が言うのもなんだけど)。