水俣の上演

 個人的事情のためお知らせが大変遅くなってしまいましたが、CUATORO GATOS*1水俣でのイベントで、演出を含めた上演のお手伝いを行います。今年が水俣病の公式確認から50年であることは、私はid:swan_slabさんの記事を通して何とか知っていましたが、このようなことになるとは想像もしていませんでした。今回の上演では私は正式なスタッフではありませんが、今回の上演は私がネットで大口を叩き続けて弱いものいじめをしているよりははるかに大きな「意味」があると思います、それは私が個人的に現代史ににこだわっているからでもあります。見に行ける方はごくわずかでしょうがぜひご覧になってください。

http://d.hatena.ne.jp/swan_slab/20060505
 だちょうさんによる、水俣関係の記事です、他にも多くあります。



今からの50年に託す
希望・未来・水俣
〜生命をつなぐ集い〜

日時:10月15日(日)14:00〜16:30

会場:もやい館ホール 
熊本県水俣市牧ノ内3-1 電話0966-62-3120
※託児あり(要予約)

入場料:500円(資料代)

〈第1部〉 
映像と朗読で伝える胎児性患者からのメッセージ
「今、希望のあるところから」

企画・構成:加藤タケ子(原作)、清水唯史(演出)、細谷孝(コーディネート)
出演:加賀田清子、金子雄二、長井勇、永本賢二、松永幸一郎、山添友枝、渡辺栄一、
   ほっとはうすスタッフ、
   竹原洋平、田中紀子(クアトロガトス)
協力:緒方正実、高平雅由、クアトロガトス
制作:ほっとはうす

〈第2部〉
講演の部
1:柳田邦男「つながる心 つながる生命」〜水俣病と2.5人称の視点から〜
2:石牟礼道子(予定)

主催:社会福祉法人さかえの杜・ほっとはうす
後援:水俣市水俣病公式確認50年事業実行委員会
連絡先:ほっとはうす(熊本県水俣市浜町1-8-14 電話0966-62−8080)

プロフィール
柳田邦男:
1936年栃木県生まれ。NHK記者を経て、ノンフィクション作家。『マッハの恐怖』
大宅壮一ノンフィクション賞)、『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』
菊池寛賞)、『ガン回廊の朝』、『石に言葉を教える』、『人生の答の出し方』な
ど著書多数。環境大臣の私的懇談会「水俣病問題に係る懇談会」委員。

石牟礼道子
詩人、作家。『苦海浄土 わが水俣病』、『わが死民―水俣病闘争』など著書多数。

社会福祉法人さかえの杜・ほっとはうす:
胎児性水俣病患者の人たちが長年積み上げてきた思い、「社会とつながり働いて生き
る」ことを実現する場。もっとも大切な活動として、水俣病を伝えるプログラムを行
う。水俣の中心街に喫茶コーナーを設け、気楽に立ち寄れる場所として地域に開放し
ている。障がいを持つ人の、あらゆる人権の確立を訴える。「施設ではなく、地域で
生きる」は、重要なコンセプト。


“20世紀史”を考える

“20世紀史”を考える

 なにを紹介するべきか考えましたが個人的にこれを。